身近な山の木や、竹、土、石など自然の素材をいかして家を建てます。家族や仲間と共につくる、参加の家づくりをすすめます。
夏の日差しを遮り、そよ風を通す。冬の陽だまりを招き、ぬくもりを蓄える。梅雨の湿気を吸い、冬に潤いをもたらす。伊勢志摩の気候風土に寄り添ったパッシブなデザインを考えます。
今ある価値を活かすこと、大胆なアレンジを試みること。
そこにある物語を、大切に育てていきたいと思います。
生命保険会社の支店長などを歴任した徳島県阿波市出身の猪子彌平(いのこやへい)さんの元住居として昭和初期に建設された木造平屋建ての主屋と土蔵古民家再生した。
1946(昭和21)年に建てられたかつお節を製造するいぶし小屋の改修。南側は断崖絶壁で潮風をもろに受け2018(平成30)年に発生した台風によって外壁が壊れました。鰹のカビ付け作業部屋などの壁や戸などを修復しました。